今日何気なく金八先生を見ました。
クラスでちょっとしたことから霊能力者と言われ、嘘だと言えずに霊能力者を演じる女の子の話。
クラスメートはその女の子に受験合否や恋愛など未来を占ってもらう…。
ラスト、それを知った先生が国語の授業で茨木のり子の詩を読む。
「倚りかからず」
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
「倚りかからず」筑摩書房刊より
金八先生の授業をうけました。
しっかり勉強してしまいました。
茨木のり子、知らなかったけど、これってみんな授業で習ったのかな?
私はこの詩を子供に聞かせたい。
ネットで茨木のり子を調べたら、もう一つ心にグサリとくる詩がありました。
「自分の感受性くらい」
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
初めて詩で感動しました。詩をあまり読まないし、授業で習ったのも勉強としてしかとらえたことがなかったんだと思うが。
この詩は忘れないようにしよう。
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綺麗でした。
